最後のハラコごはん

Posted at 12/27 今日の献立 » コメント(5)»

今年は海の定置網の鮭が不漁で旬の地物のハラコを食べ損ねました。しょうがないから荒川のハラコで最後のハラコごはんだ!

見た目に騙されてはイケマセン、12月中旬以降に荒川で獲れた鮭の卵は熟成しすぎて硬くなってます。卵膜が硬いので噛むと奥歯をすり抜けて口腔内に転がります、床に落とそうものなら跳ねる!(笑)
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ゆっくり噛むと「プチン!」と弾けます、まるで口の中で梱包用のプチプチを噛んでるみたいな感じ。荒川から直行ゆえに鮮度だけは良くて美味しいのですが、あの食感がすべてを台無しにするぅ。(泣)

これはもう「ハラコ」じゃなくて「バラコ」です。海でとれた旬の鮭のハラコとは別物ですが荒川の恩恵に感謝をこめていただきま~す。1号2号がかっ込むと、こぼれ落ちたハラコが床を跳ねて転がっていく。これぞ「バラコ」の醍醐味!

ホントは最後の「バラコごはん」だわね、あはははは・・・♪ (笑)

"最後のハラコごはん"へのコメント

コメント » 片岡相模原  2012/12/29 08:24

皆々様が、鮭様を釣り上げて喜ばれているので、海でも当然大漁ではと思っていました。
海と川で趣を異にするとは、なんでかなあ。
稚アユが海に少なく、沖捕り海産が不漁であれば、当然遡上アユが少ない、というのは単純でヘボにもわかりやすい現象ですが。

イクラが成熟度によって、食感を異にするとは、初めて知りました。なんか、ヤマメやアマゴの餌に適しているのか、とも。
イクラを、何度のお湯に入れてほぐす、と、福島県のそれほど大きくない川で投網をしている人が話していたけど、「バラコ」という概念があるのかなあ。
その人達の投網は、夜、鮭様の背鰭がたてる波を判断して打つとのこと。その波を見つけることも、投網を打つ方向、タイミングも合わないアユ友のタマちゃんは、お兄さんのウン分の1しか獲れないとのこと。
鮭様の生活誌に密着した川の民の生活誌がどのくらい伝承されているのかなあ。

コメント » N  2012/12/29 10:17

あの弾力は凄いですよね~。酢とかに漬けたら柔かくならないのかな。
ポン酢とか、分解酵素の多い大根おろしとか。おろしポン酢に漬けるとかね。
どうなんだろ?

コメント » N  2012/12/29 14:45

大根の消化酵素は酸に弱いようなので、先にバラ子を大根おろしに漬け込んでみて、食べる頃合いにポン酢を掛けると効果が倍増しそうです。あくまで想像ですが(笑)。

コメント » 女将  2012/12/29 16:53

片岡さん、いつもありがとうございます。
海が不漁なのに荒川が豊漁、海で定置網のある場所を通らなかった鮭が荒川までたどり着いた…という仮説は苦しいでしょうか?海の定置網がダメダメだったということは鮭様の行路が変わったの??と思っています。
イクラを熱湯に通すのは殺菌のためと固い卵膜を柔らかくするためと認識しています。もはや習慣化していることなので理路整然とした説明は難しいのが本音です。(笑)

コメント » 女将  2012/12/29 16:58

Nさん、いつもありがとうございます。
ハラコに大根おろしはつきものですが、そういえば放置するとハラコの卵膜が白く濁ります。でもハラコの味にポン酢はちょっと…食べたくないかも。(笑)
あまりに固かったので3回熱湯に通しましたが全然柔らかくなりませんでした。今年の鮭の時期はホントに終わりなんだわぁ~と痛感です。
それではまた来年、よいお年をお迎えくださいね。(*^_^*)

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