岩樟舟夜話
Posted at 03/06 記事URL » 慎三さん » コメント(11)» トラックバック(0)»
慎三じいちゃんの蔵書である「岩樟舟夜話」は昭和48年7月1日に発行された古い本です。岩船地方の民話・伝説を明治38年生まれの著者が記しています。

孫1号・2号のお気に入りは「折峠(おりとうげ)」のお話。蛇の肉を食べた女が蛇になってしまい、荒川に大洪水をおこし…、というような筋です。現在の関川村の「蛇食」集落の伝説のようです。「蛇食」は「じゃばみ」と読みます。集落の名前の由来と洪水の多かった荒川の様子がこの民話のモチーフなのかな、と読んでいると感じます。
年寄りが子供たちに口伝する際、「昔々あったでんが(昔々あったとさ)」という決まり文句に「へん(うん)」と相槌を打ちながら聞くのだそうです。お話が終わると「つつぎ候(そうろう)」で締めくくります。たぶん「おしまい、つづきは次回」というような意味でしょう。
慎三じいちゃんのベッドでは「へん」「つつぎ候」が就寝の合言葉になっています。


"岩樟舟夜話"へのコメント
コメント » 三代目 2008/03/06 23:17
たいしたもんじゃ祭でやってるお話しですね。
小学生のころ、その話を劇で見て怖いような、悲しいような気分に
なったのを覚えています。
お子さん、なかなか渋いですね!
コメント » 女将 2008/03/06 23:59
三代目さん、コメントありがとうございます。
>たいしたもんじゃ祭でやってるお話しですね。
え~そうなんですか?知りませんでした。慎三じいちゃんの好みが孫たちに受け継がれているようです、このお話はじいちゃんのお気に入りでもあるのです。
コメント » そうえん 2008/03/07 08:22
よけいなことですが、折峠ではなく大里峠です。
関川村に伝わる伝説です。
http://www.hrr.mlit.go.jp/iide/info/story03.html
まんが日本昔話にも登場しました。
この伝説と過去の羽越大水害がリンクし、たいしたもんじゃ祭りが
生まれました。
今は観光地化されていますが、以前はうっそうとした原生林を行く
琵琶法師と大蛇が出てきそうな峠でした。
コメント » 女将 2008/03/07 09:19
そうえんさん、おはようございます。
大里峠の伝説が日本昔話にも登場していたとは…。これはきちんと子供に伝えなければ、と思います。
コメント » そうえん 2008/03/07 12:13
またまたすいません。
大里峠伝説に出てくる「貝附のせまい所」とは、
いすみやさんブログによく登場する荒川の頭首工の場所です。
あそこを堰き止めると、関川村一帯は湖になってしまいますね。
たいしたもん蛇祭りは、大里峠の伝説と羽越大水害をからませた
鎮魂の祭りでもあります。
この祭りは昔、日本イベント大賞の奨励賞をいただきました。
日本イベント大賞に新潟県で入選したのは、旧安塚町、関川村、
旧加治川村だけです。(今この賞は無い)
コメント » 女将 2008/03/07 12:37
そうえんさん、またまたありがとうございます。
私の知らないことが次々と登場してきて、へぇ~と感心している場合ではなく、不勉強ですいません。
今度お会いする機会があったら詳しく聞かせてくださいね!
コメント » なご道 2008/03/07 13:56
そうえんさんのコメントを読み、
私も勉強になりました。
機会があったら、私も交えてお話聞かせて下さい。
コメント » 女将 2008/03/07 14:39
なご道さん、こんにちは。
皆で「へん!」と言いながら囲炉裏を囲んで、などど妄想が膨らみます!
コメント » そうえん 2008/03/07 14:57
いや~、てれますね。(^^ゞ
コメント » サッシー 2008/03/07 17:36
こんにちは!
私、地元の郷土話など全然分かりません。
今度図書館に行ったときにでも見てみます。
コメント » 女将 2008/03/07 20:41
サッシーさん、こんばんは。
実家から近いとはいえ岩船郡のことはあまり知らなくて「へぇ~」を連発中です。