信州のたねやさん
Posted at 02/23 記事URL » 女将の日記 » コメント(0)» トラックバック(0)»
2月下旬から10日間ほど毎年宿泊していただく信州のたねやさん、かれこれ55年のお付き合いになるそうです。
今でこそ業者から種を仕入れますが、昔は自家製の種を売り歩いたそうです。こちらにはお得意様も多く、毎年「信州のたねやさんは来ましたか?」との問い合わせをいただきます。

日中は野菜の種を売り歩き、宿へ戻ると種を小袋に分けて明日に備え、帳簿付けなどをなさっているご様子。翌日、お部屋の掃除にいくと小さな種が落ちていたりすることもあります。
季節の長期滞在のお客様には、たねやさん・富山のくすりやさん・だるまやさん・りんごやさんがいらしたそうです。20年ほど前まではいづみや旅館で昼食用のお弁当も用意していました。だから朝は大忙し!午前6時の始発列車に間に合うように用意したこともあったそうです。遠征して物を売り歩く方々は減るばかり、後継者がいないのは時代の変化でしょうがないことなのでしょうね…。
信州のたねやさん、きっと農家のおばあちゃん達のアイドルに違いありません!お客様の好みを熟知して、ふれあいを楽しみながら商売を続けているのでしょうね。

